アジア株 まちまち、香港株は反落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:01現在
香港ハンセン指数   20045.77(-156.17 -0.77%)
中国上海総合指数  3236.93(+9.91 +0.31%)
台湾加権指数     15020.41(-15.63 -0.10%)
韓国総合株価指数  2493.10(+2.30 +0.09%)
豪ASX200指数    7020.62(+5.06 +0.07%)
インドSENSEX30種  58881.18(+493.25 +0.84%)

 8日のアジア株は、まちまち。前週末に発表された7月の米雇用統計が強い結果となり、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利上げ継続への警戒感から、売りに押される市場もみられた。上海株は小幅続伸。中国・海南省でのロックダウン(都市封鎖)の拡大などが嫌気されて売りに押される場面も見られたが、政策期待などからプラス圏に転じた。香港株は反落。米国での積極的な利上げ観測や中国・海南省でのロックダウンなどが重石となった。
   
 上海総合指数は小幅続伸。石炭会社の陝西煤業、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、航空機部品メーカーの中国航発動力が買われる一方で、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、酒造会社の貴州茅臺酒、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は反落。不動産開発の碧桂園(カントリー・ガーデン・サービス)、電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディング、電子商取引のJDドットコム、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小幅続伸。資源・鉱山会社のBHPグループ、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行が買われる一方で、不動産会社のグッドマン・グループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが売られた。

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