NY株式30日(NY時間10:55) ダウ平均 31766.01(-332.98 -1.03%) ナスダック 11856.82(-160.85 -1.32%) CME日経平均先物 27920(大証終比:-280 -1.00%) きょうのNY株式市場でダウ平均は3日続落。下げ幅は一時400ドルを超えた。序盤は買い先行で始まったものの、上値での戻り売り圧力が強く、下げに転じている。この日発表の米消費者信頼感指数が予想以上に強く、FRBのタカ派姿勢を正当化する内容だったことも売りを強めた。 先週のパウエルFRB議長の講演で、FRBはたとえ経済的痛みを伴っても利上げを継続する意志が示された。最近の指標がインフレ低下の可能性を示唆しているにもかかわらず、FRBがインフレ抑制にコミットたことは、年末に向けてタカ派色が薄れるという市場の期待を裏切る形となった。 市場からは、「6月からのサマーラリーはあくまで一時的なもので、投資家は引き続き選択性を保ち、ヘルスケアや高配当銘柄などディフェンシブセクターに注目すべき」といった声や、「市場が安定化するまでには、もう少し痛みが伴う。株価は最近の安値を試す可能性もあるが、それ以上は大きくは下がらないだろう」といった声も聞かれる。 ほぼ全面安の中、IT・ハイテク株が下げを先導しているほか、銀行、産業株が下落。前日買いが膨らんでいたエネルギー株も下げに転じている。原油相場への戻り売りが強まっている。 アップル<AAPL> 158.86(-2.53 -1.56%) マイクロソフト<MSFT> 261.62(-3.61 -1.36%) アマゾン<AMZN> 127.64(-2.15 -1.66%) アルファベットC<GOOG> 109.53(-0.81 -0.73%) テスラ<TSLA> 281.23(-3.59 -1.26%) メタ・プラットフォームズ<META> 157.39(-1.78 -1.12%) AMD<AMD> 86.30(-2.19 -2.47%) エヌビディア<NVDA> 154.47(-3.54 -2.24%) ツイッター<TWTR> 39.59(-0.45 -1.12%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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