大阪12月限 日経225先物 27030 -90 (-0.33%) TOPIX先物 1900.5 -1.5 (-0.07%) 日経225先物(12月限)は前日比90円安の2万7030円で取引を終了。寄り付きは2万6850円と、シカゴ日経平均先物(2万7010円)を下回り、ナイトセッションの終値水準から始まった。現物の寄り付き直後に2万6890円と若干下げ渋る動きを見せたものの上値を抑えられるなか、前場半ばには一時2万6720円まで売られる場面もあった。その後は下げ渋り、ボリンジャーバンドの-2σが位置する2万6820円辺りでの推移を継続。後場は日銀の金融政策決定会合の結果を受けて日米金利差を狙った動きもあって下げ幅を縮め、2万6920円~2万6960円辺りの狭いレンジ推移を経て、2万7030円と引けで2万7000円を回復した。 グローベックスの米株先物はマイナス圏での推移ながら下げ幅を縮めてきており、日経225先物はナイトセッションで一時2万7180円までリバウンドを見せている。引き続き米国市場の動向に振らされやすいものの、テクニカル面ではこれまで支持線として機能していたボリンジャーバンドの-2σまでの調整を完了し、リバウンドの動きを見せてきた。 5日、75日移動平均線が2万7220円辺りに位置しているため、目先的にはこれが上値抵抗線として意識されやすく、ナイトセッションでこの水準をクリアしてくるようだと、ボリンジャーバンドの-2σ水準で目先底打ちとの見方に向かわせよう。また、来週は9月末の権利付き最終日を28日に迎えるほか、28日、30日、10月3日には日経平均構成銘柄のリバランスが行われる。ヘッジ対応とはいえ、先物買い需要が見込まれることから、底堅い値動きになりそうだ。 また、NT倍率は先物中心限月で14.22倍に低下し、一時14.17倍まで下げる場面もあった。トレンドは下向きではあるが、ボリンジャーバンドの-2σを下回る場面ではリバランスも入っているため、この水準からはNTロングでのスプレッド狙いの対応を想定しておきたい。 手口面では、日経225先物はBofAが960枚、JPモルガンが940枚、ソジェンが910枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが3260枚、野村が1850枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はドイツが1320枚、バークレイズが730枚程度の売り越しに対して、BNPパリバが1310枚、ソジェンが1230枚程度の買い越しだった。 株探ニュース
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