NY株式22日(NY時間10:34) ダウ平均 30099.60(-84.18 -0.27%) ナスダック 11105.77(-114.42 -1.00%) CME日経平均先物 26755(大証終比:-275 -1.03%) きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅安で推移している。FRBが前日のFOMCでタカ派色を更に鮮明にしたことで、株式市場は売りが強まった。年内は11月と12月にあと2回のFOMCが予定されているが、前日のFOMCメンバーの金利見通しからすると、どちらかで0.75%の大幅利上げが実施される可能性を示唆している。 政策金利を年内にあと計1.25%引き上げ、4.25-4.50%までの引き上げが予想される。それ以降、来年の追加利上げも示唆される中、株式市場は景気後退への懸念をさらに強めている。前日のパウエルFRB議長の会見でもその可能性を否定していなかった。議長は「利上げのプロセスが労働、住宅市場にとって痛みを伴わないものではない」と述べていた。 市場からは、「この長期的な金利上昇路線はハードランディングの可能性を大きく高める。タカ派的というよりも、明確な悪材料だ」といった声や、「今後数週間で6月安値を完全に再テストする」といった声も聞かれた。 米国債利回りの急上昇が続く中で、半導体を中心にIT・ハイテク株が下落しているほか、銀行、産業も下落。一方、エネルギーや医薬品は買戻しも出ている。 アップル<AAPL> 152.44(-1.28 -0.83%) マイクロソフト<MSFT> 239.97(+1.02 +0.43%) アマゾン<AMZN> 117.06(-1.48 -1.25%) アルファベットC<GOOG> 100.56(+0.55 +0.55%) テスラ<TSLA> 293.09(-7.71 -2.56%) メタ・プラットフォームズ<META> 142.29(+0.17 +0.12%) AMD<AMD> 72.29(-2.19 -2.94%) エヌビディア<NVDA> 127.81(-4.80 -3.62%) ツイッター<TWTR> 41.67(+0.40 +0.96%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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