東京株式(前引け)=続伸、米株先物軟調も香港株高好感し上値指向継続

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 26日前引けの日経平均株価は前営業日比326円87銭高の2万7577円15銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は5億3120万株、売買代金概算は1兆4165億円。値上がり銘柄数は1375、対して値下がり銘柄数は379、変わらずは83銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数などが続伸歩調を維持したことで、引き続きリスク選好の地合いとなった。日経平均株価は朝方高く始まった後、米株価指数先物が軟調に推移しているのを横目にやや伸び悩む局面もあったが、取引後半は上げ足を一段と強め、前場はほぼ高値引けとなっている。香港などアジア株市場が強い動きを示したことも市場のセンチメント改善に寄与した。プライム市場の約75%の銘柄が上昇する買い意欲の強い展開となっている。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>がしっかり、ソニーグループ<6758>も買いが優勢。キーエンス<6861>も値を上げた。ファーストリテイリング<9983>、リクルートホールディングス<6098>なども高い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>の上値追いも続いている。リョーサン<8140>、and factory<7035>は急騰した。半面、日本郵船<9101>が軟調、日本電産<6594>、キヤノン<7751>も冴えない。大末建設<1814>が急落したほか、山崎製パン<2212>も大きく値を下げた。円谷フィールズホールディングス<2767>も利食われた。

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