きょうの為替市場はリスク回避のドル買いが優勢となる中、ユーロドルは戻り売りに押され、一時1.02ドル台前半まで値を落としている。チャート的には200日線に完全に上値を抑えられた形となっており、再びパリティ(1.00ドル)割れを試しに行くか警戒される。 一部からは、ユーロ圏の景気後退を警戒してECBが政策転換するのではとの見方が出ている。ただ、インフレ環境が依然厳しいままであることから、ECBはまだ政策転換のサインを出す可能性はないとの指摘も聞かれる。 入手可能なデータは依然としてユーロ圏のインフレ環境が広範囲で悪化していることが示しており、10月の消費者物価指数(HICP)は前年比10.6%に上昇し、これがピークとなる可能性はある。しかし、基礎的インフレは上昇を続け、構成要素の大半はまだ前年比2%以上の価格上昇を示しており、さらに上昇しているという。 このような状況下でECBは、まだ軸足を移すことを示唆できず、当面は利上げを継続することになるという。ただ、12月の利上げ幅は10月の0.75%ポイントから0.50%ポイントに縮小すると予想しているようだ。 EUR/USD 1.0244 EUR/JPY 145.36 EUR/GBP 0.8686 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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