NY時間の終盤に入ってドル円は136円台半ばでの推移となっている。きょうのNY為替市場、序盤はこの日発表の米生産者物価指数(PPI)やミシガン大消費者信頼感指数を経て、ドルの買い戻しが優勢となった。ドル円は135円台半ばに下落してNY市場に帰って来たものの、両指標を受けて136円台に買い戻されている。米国債利回りが上昇していることも、ドル円の上げをフォロー。ただ、実需のフローが中心だったのか、ロンドンフィキシングにかけてドル買いは弱まった。 市場は来週の米消費者物価指数(CPI)とFOMCを待っている状況に変化はない。市場からは、来週のFOMCでの委員の金利見通し、いわゆるドットプロットがターミナルレート(最終到達点)の上昇を示唆した場合、ドルは上昇する可能性があるとの指摘も出ている。23年末時点の予想で5.00%以上を示唆すれば、ドルは短期的に強含む可能性があるという。 委員が来年のターミナルレート到達後に23年内の利下げシナリオまで織り込めば若干違うのかもしれないが、委員が現時点で来年の利下げシナリオまで反映させることはないと見られている。ドットプロットはあくまで年末時点での予想。なお、9月のドットプロットは23年のピークを4.50-4.75%としていた。 ドル円は135円ちょうど付近に200日線、138円台半ばに21日線が来ている。その間での推移となっており、踊り場にいる状態の中で、次の展開まちの状態。来週の重要イベントを受けて上下どちらに向かうか注目される。 USD/JPY 136.49 EUR/USD 1.0546 GBP/USD 1.2271 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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