続伸、来週のＦＯＭＣを控えて思惑含み＝ＮＹ金概況

NY金先物2月限（COMEX）（終値）
1オンス＝1810.70（+9.20　+0.51%）

　金２月限は続伸。１１月の米生産者物価指数（ＰＰＩ）を手がかりにややドル高に振れたが、来週の１１月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）や米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）を控えて金は買いが優勢だった。米金融当局者が利上げペースの減速を示唆しているなかで、市場参加者は最終的な米政策金利の水準に注目しており、年明けにおける利上げの一時停止が期待されていることが支援要因となっている。インフレ率が鈍化する傾向にあるため、ドットプロットにおけるターミナルレートが５％程度から大きく修正されることはないとみられている。


MINKABU PRESS

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