シスコシステムズ<CSCO>が引け後に11-1月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期ガイダンスも公表しており、1株利益、売上高とも見通しを大幅に上方修正している。同社はまた、四半期配当を1株0.39ドルに引き上げた。今回の決算は企業の技術インフラへの支出が予想以上に持ちこたえていることを示した。 パンデミック時に積み上げた受注残が技術需要の減速の緩和を支援した。一部の顧客は他の分野での支出を削減しながらも、拡大し続ける情報の流れに対処するため、ネットワークのアップグレードを続けている。同社はサプライチェーンの回復で部品へのアクセスが良くなり、価格交渉の可能性も出てきている。 決算を受け株価は時間外で約8%上昇。 (11-1月・第2四半期) ・1株利益(調整後):0.88ドル(予想:0.86ドル) ・売上高:135.9億ドル(予想:134.3億ドル) 製品:101.6億ドル(予想:100.2億ドル) サービス:34.4億ドル(予想:34.3億ドル) ・粗利益率(調整後):63.9%(予想:63.4%) ・年ベース経常収益(ARR):233億ドル (2-4月・第3四半期見通し) ・1株利益(調整後):0.96~0.98ドル(予想:0.89ドル) ・売上高:11.0~13.0%(予想:6.0%) (通期見通し) ・1株利益(調整後):3.73~3.78ドル(従来:3.51~3.58ドル)(予想:3.55ドル) ・売上高:9.0~10.5%(従来:4.5~6.6%)(予想:5.7%) (NY時間16:18)時間外 シスコシステムズ<CSCO> 51.40(+3.70 +7.76%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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