アジア株 香港株は7週間半ぶり安値、米引き締め長期化懸念が重石 ネットイースは急落、純利益が前年同期比31%減 東京時間11:05現在 香港ハンセン指数 20112.23(-239.12 -1.17%) 中国上海総合指数 3282.00(-5.48 -0.17%) 台湾加権指数 15645.59(+30.18 +0.19%) 韓国総合株価指数 2443.22(+4.13 +0.17%) 豪ASX200指数 7303.80(+18.40 +0.25%) アジア株はまちまち。 台湾株や豪州株は上昇。米エヌビディア株の上昇が材料視されており、ハイテク関連が買われている。エヌビディアは第1四半期の売上高見通しを65億ドルと発表、市場予想の63.5億ドルを上回った。 香港株は1.17%安、1月3日以来の安値をつけている。米金融引き締め長期化懸念が重石。香港は米ドルとのペッグ制を採用しているため、金融政策を米国に連動させている。そのため米国が利上げを続ければ、香港も基準金利を引き上げ続ける。 バイドゥやアリババ、JDドットコム、美団などハイテク関連が総じて下落している。新世界発展や新鴻基地産発展、華潤置地、中国海外発展など不動産株も下落している。オンラインゲーム大手のネットイースは9.9%安、四半期決算で純利益が前年同期比で31%減少したことが嫌気されている。 上海株は下落も下値は限定的、中国の景気先行きを楽観視した買いが支え。また、3月5日に開幕する全国人民代表大会(全人代)への期待感も広まっている。ゼロコロナを受け低迷する中国経済を支えるための景気支援策が打ち出される可能性が高い。
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