週末の終盤に入ってNY為替市場は動きを止める中、ユーロ円は144円ちょうど付近で推移している。この日発表の米PCEデフレータが予想を上回り、FRBのタカ派姿勢を正当化する内容だったことから、きょうの為替市場はドル買いが加速した。その中でユーロドルは下落しているものの、ドル円の急速な上げにユーロ円は支えられ、今週上値を拒んだ144円台を再び試す動きが出ている。 市場では、FRBの今回の利上げサイクルのターミナルレート(最終到達点)予想を引き上げる動きが出ているが、ECBについても引き上げの動きが相次いでいる。市場では現在、中銀預金金利の3.75%までの上昇がコンセンサスとなっているようだ。3月と5月に0.50%ポイントずつ、そして、6月に0.25%ポイントの利上げが行われると見ているようだ。今週はユーロ圏のPMIが公表されていたが、企業活動が今年に入って活発化していることを示唆していた。昨年の後半は縮小が続いていたが、今年に入って回復の兆候が続いている。 ただ、6月までにはガス価格が更に低下し、インフレも鈍化傾向を鮮明にすることが予想されることから、ECBは利上げを一旦停止すると見込んでいるようだ。 EUR/JPY 143.96 USD/JPY 136.42 EUR/USD 1.0553 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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