アジア株は上昇、欧米金融不安後退 石薬集団は後場に入り急騰、独自開発コロナワクチンが中国で承認 東京時間14:02現在 香港ハンセン指数 19638.67(+379.91 +1.97%) 中国上海総合指数 3263.85(+8.20 +0.25%) 台湾加権指数 15709.41(+195.96 +1.26%) 韓国総合株価指数 2410.51(+22.16 +0.93%) 豪ASX200指数 7018.10(+62.71 +0.90%) インドSENSEX30種 58203.79(+129.11 +0.22%) アジア株は総じて上昇、前日の米株高を好感した買いが続いている。イエレン米財務長官が破綻した米銀2行だけでなく、他行でも預金全額保護の措置を取る可能性に言及しており、欧米金融不安が後退している。 香港株は大幅続伸。不動産や銀行、ハイテク、通信サービス関連など幅広い銘柄が上昇している。 投資判断と目標株価の引き上げが好感されており、自動車メーカーの吉利汽車控股は3.2%高、昨年末以来の高値をつけている。 医療品メーカーの石薬集団は後場に入り急騰、7.7%高。前場は2.3%高だった。同社が開発した新型コロナウイルスのmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンが中国国内での緊急使用が承認された。中国で独自に開発された最初のコロナワクチン製品。 また、2022年通期決算で純利益が市場予想を上回ったことも好感されている。 上海株は小幅続伸、景気回復期待の買いが続いているものの上値は重い。ロシアを巡り米中関係悪化懸念が重石。
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