アジア株 香港株は大幅続伸 アリババが急騰、事業6分割発表やジャック・マー氏の1年ぶり帰国を材料視 東京時間11:01現在 香港ハンセン指数 20291.68(+507.03 +2.56%) 中国上海総合指数 3245.10(-0.28 -0.01%) 台湾加権指数 15779.29(+77.81 +0.50%) 韓国総合株価指数 2434.76(-0.18 -0.01%) 豪ASX200指数 7040.90(+6.81 +0.10%) アジア株はまちまち、欧米金融不安が一服。ただ、依然として問題は残っており不安は払しょくされていない。 香港株は大幅続伸、約3週間ぶり高値をつけている。ハイテク関連の上げが目立つ。JDドットコムは4.6%高、美団は4.5%高、バイドゥは3.9%高、テンセントホールディングスは3.4%高、ネットイースは2.7%高。 アリババは12.8%高、事業を6分割する計画を発表したことが材料視されている。また、共同創業者のジャック・マー氏が1年ぶりに中国に帰国したことも投資家心理にポジティブな影響を与えている。 米半導体大手のマイクロンの第3四半期の売上高見通しが市場予想を上回ったことで、最悪期から脱したとの期待感が広がっていることもハイテク関連にとってポジティブ。また、きのうの米国市場でUSX中国株指数が3%超上昇したことも好感されている。 ※USX中国株指数:米証券取引所に上場している銘柄のうち、売上高や営業収益の大半を中国本土で得ている企業で構成 豪州株は0.10%高、月次CPIを受けプラス圏を回復している。きょう発表された豪州2月の消費者物価指数(月次ベース)は+6.8%と前回の+7.4%から伸びが大きく鈍化、昨年末につけたピーク+8.4%から2カ月連続で低下した。CPI伸び鈍化を受け、豪中銀が次回会合で金利を据え置く可能性が高まってきている。ただ、前回会合で豪中銀は利上げ停止の可能性に言及していたことから、利上げ休止は織り込み済みなため、豪州市場への影響は一時的。豪中銀理事会は4月4日。
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