【本日の見通し】米雇用市場への警戒感がかなり強まる 昨日発表された2月の米雇用動態調査(JOLTS)求人数が市場予想及び前回値を大きく下回る993.1万件に留まった。1000万件割れは2021年5月以来約1年9か月ぶり。 3日に発表された3月の米ISM製造業景気指数の中の雇用部門の数字が2月から大きく低下したことと合わせ、ここにきての急速な米雇用市場の鈍化への警戒感が広がっている。 なおJOLTSは2月の数字ではあるが2月末時点での水準であり、3月12-18日が対象となる今週末の米雇用統計に近い調査期間での数字。 こうした状況を受けてドル売りの流れが強まっている。イースターを前に取引参加者が徐々に減り、週末からイースターマンデーにかけては海外勢の多くがいなくなることを考えると、ここからのドル売りにはやや慎重姿勢が見られるが、流れは下方向か。 CMEのFedWatchツールによると5月のFOMCの見通しは、JOLTS前の0.25%が6割弱という状況から、据え置きが6割強と逆転。金曜日の雇用統計次第では据え置き見通しがさらに強まる可能性があり、ドル売りが入りやすい地合い。 ドル円は130円台トライを意識する展開。130円割れまでの勢いが出るかは微妙であるが、リスクを意識する必要。 MINKABU PRESS 山岡和雅
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