アジア株 上海株は下落も下値は限定的 シティやJPモルガン、UBSが今年の中国成長率予想を上方修正 東京時間14:04現在 香港ハンセン指数 20519.44(-131.07 -0.63%) 中国上海総合指数 3386.05(-7.28 -0.21%) 台湾加権指数 15776.30(-93.14 -0.59%) 韓国総合株価指数 2582.11(+11.02 +0.43%) 豪ASX200指数 7361.40(+1.22 +0.02%) インドSENSEX30種 59613.72(-113.29 -0.19%) アジア株はまちまち。 香港株は0.63%安。一時1.2%近く下げたがその後は下げ幅を縮小している。ギャラクシーエンターテイメントやサンズチャイナなどカジノ関連が上昇。マカオの第1四半期のカジノ売上高が前年同期比95%増となったことが材料視されている。 碧桂園控股や恒隆地産、新世界発展、龍湖集団など不動産株は下落。香港政府が不動産規制を廃止するという不動産業界の呼びかけを却下したことが懸念されている。協会は不動産業界に回復の兆しが見られず未だ苦戦しているため、不動産規制を徐々に終了するよう政府に要請していた。ただ、香港政府は不動産投機売買を避けるため、同措置は「まだ適用可能」だとして却下した。 上海株は下落も下値は限定的、景気回復に対する楽観的見方が続いており下値では買い戻しが見られる。中国の旅行関連や消費などの回復、予想よりも早い住宅市場の底打ちを理由にJPモルガンが中国の今年の成長率予想を従来の6.0%から6.4%に上方修正した。またUBSも消費と不動産の力強い回復を理由に5.4%から5.7%に引き上げ、シティも第1四半期GDPが予想以上の伸びとなったことから5.7%から6.1%に上方修正した。
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