アジア株 韓国株は0.7%安、韓国と中国の予想外の関係悪化で 旅行やカジノ関連が下落 東京時間11:01現在 香港ハンセン指数 20010.30(-65.43 -0.33%) 中国上海総合指数 3287.85(-13.41 -0.41%) 台湾加権指数 15623.75(+20.76 +0.13%) 韓国総合株価指数 2526.85(-17.55 -0.70%) 豪ASX200指数 7323.40(-6.98 -0.10%) アジア株はまちまち、材料難で方向感に欠ける。 香港株と上海株は続落。中国の景気先行きに対する楽観的な見方は続いているものの、ロシアや台湾問題を巡り中国と西側諸国が対立していることは引き続き懸念されている。 韓国株は0.70%安。旅行やカジノ、消費者サービス関連が総じて下落。韓国大統領が台湾情勢について武力による現状変更は反対だと中国を批判した。これに対し中国側は他人の口出しは許さないと韓国を非難。 韓国の証券会社は予想外の韓国と中国の関係悪化を受け、中国の消費の恩恵を受けるだろう銘柄に対する消費者心理に打撃を与えたと指摘している。今月26日には米韓首脳会談も予定されていることから、中国と韓国の衝突がヒートアップするのではないかとの懸念が高まっている。 化粧品メーカーの韓国化粧品は5.3%安、カジノ運営会社のグランド・コリア・レジャーは3.3%安。旅行サービス会社のハナ・ツアー・サービスは2.1%安、ロッテ観光開発は1.5%安。航空会社のエアプサンは5.0%安、ティーウェイ航空は6%超急落している。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。