アジア株は下落 上海株は0.7%安、約10カ月ぶり高値圏で調整売り加速 

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株は下落 上海株は0.7%安、約10カ月ぶり高値圏で調整売り加速 

東京時間11:07現在
香港ハンセン指数   19803.99(-63.59 -0.32%)
中国上海総合指数  3333.47(-24.20 -0.72%)
台湾加権指数     15638.32(-89.38 -0.57%)
韓国総合株価指数  2509.32(-0.74 -0.03%)
豪ASX200指数    7247.90(-16.19 -0.22%)

アジア株は軒並み下落。

香港株は続落。不動産や銀行、医療品、消費者サービスなど幅広い銘柄が下落している。きょうの米消費者物価指数の発表を前にした調整売りが続いている。米CPIの内容次第では米追加利上げ観測が浮上する可能性。香港は米ドルとのペッグ制を採用しているため、米FRBが追加利上げ実施なら香港当局も基準金利を引き上げる。

上海株も続落、約10カ月ぶり高値圏にあることから米CPIを前にした調整売りが続いている。不動産や銀行、保険、証券など金融株の下げが目立つ。ハイテクや生活必需品、エネルギー関連も下落している。

規制当局が不動産仲介業者に対し、住宅の販売と賃貸の手数料を引き下げるよう指示したとの報道や、中小企業や製造業に対する景気支援策強化を
うったえる中国紙の記事などを受けた景気支援策期待は続いている。

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