電気自動車(EV)のリビアン・オートモーティブ<RIVN>>が大幅高。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株損益の赤字は予想ほど膨らまなかった。 ただ、株価は前向きな反応を示している。同社は来年度には粗利益が黒字になるとの見通しを発表。そのため、来年末までに、ノーマル工場で製造された商品に関する低価法在庫費用および確約購入の損失は発生しないと予想している。 通期の年生産計画5万台は、生産能力の倍増を意味し、その結果、1台あたりの固定費が大幅に削減されると考えているという。来年は生産量がさらに増加するとも予想した。 c アナリストも同社の生産目標および実行、コスト削減の成功について楽観的な見方を示している。「同社は設備投資を削減し、粗利益率を向上させた。投資家はもっと確認する必要があるが、これは一歩前進と見ることができる」と述べている。 (1-3月・第1四半期) ・1株損益(調整後):-1.25ドル(予想:-1.56ドル) ・売上高:6.61億ドル(予想:6.60億ドル) ・EBITDA(調整後):-10.6億ドル(予想:-13.3億ドル) ・FCF(調整後):-18.0億ドル(予想:-15.4億ドル) (通期見通し) ・EBITDA(調整後):-43億ドル(予想:-43.8億ドル) ・生産台数:5万台(予想:5万1400台) ・設備投資:20.0億ドル(予想:20.1億ドル) (NY時間10:11) リビアン<RIVN> 15.63(+1.77 +12.73%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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