アジア株は揉み合い、週末で売買手控え 上海株は4日続落、景気回復ペースの鈍さを懸念 東京時間14:00現在 香港ハンセン指数 19720.79(-23.00 -0.12%) 中国上海総合指数 3296.38(-13.17 -0.40%) 台湾加権指数 15544.69(+30.05 +0.19%) 韓国総合株価指数 2479.86(-11.14 -0.45%) 豪ASX200指数 7250.00(-1.92 -0.03%) インドSENSEX30種 61737.90(-166.62 -0.27%) アジア株は揉み合い、週末を前に積極的な売買は手控えられている。 米利上げ打ち止め期待は強まっているものの、一方で米債務上限問題行き詰まりが懸念されている。また米地銀パックウエスト株がきのうの米株式市場で20%超安となったことを受け、米金融不安も再燃している。 中国の景気回復ペースの鈍さも懸念されている。中国4月の生産者物価指数は約3年ぶり低水準となりデフレ深刻化が鮮明となった。消費者物価指数も約2年ぶりの低い伸びとなった。 上海株は4営業日続落。物価統計の内容が引き続き嫌気されているのの、下値では景気支援策期待の買いが入っている。 来週は中国4月の小売売上高、鉱工業生産のほか、不動産投資、失業率、新築住宅価格が発表される予定となっている。 上海株安を受け香港株は下げに転じている。銀行や保険など金融株の一角が下落している。一方、JDドットコムやバイドゥ、美団、アリババ、テンセントホールディングスなどハイテク関連は総じて上昇している。
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