アジア株は上昇、米債務上限問題巡る懸念後退 バイデン大統領がデフォルト回避に自信示す、21日会見へ

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株は上昇、米債務上限問題巡る懸念後退 バイデン大統領がデフォルト回避に自信示す、21日会見へ

東京時間14:00現在
香港ハンセン指数   19762.03(+201.46 +1.03%)
中国上海総合指数  3309.74(+25.51 +0.78%)
台湾加権指数     16096.43(+171.14 +1.07%)
韓国総合株価指数  2513.13(+18.47 +0.74%)
豪ASX200指数    7235.60(+36.36 +0.51%)
インドSENSEX30種  61737.73(+177.09 +0.29%)

アジア株は総じて上昇、米債務上限問題を巡る懸念が後退している。バイデン米大統領は米国はデフォルトを回避すると確信しているとコメント、21日に債務上限問題について記者会見を開くとしている。

香港株は1.03%高。レノボやアリババなどハイテク関連が総じて上昇している。中国石油化工や中国石油天然気などエネルギー関連も上昇している。テンセントホールディングスは下落、四半期決算で純利益が市場予想に届かなかったことが嫌気されている。

上海株は0.78%高、前日の米株高が好感されている。また、景気支援策や金融緩和期待の買いも入っているもよう。小売売上高や鉱工業生産、物価統計、新築住宅など4月の中国統計は総じて「期待外れ」の内容となったほか、若者の失業率は20%を超え、過去最悪を記録した。

豪州株は0.51%高。きょう発表された4月の豪雇用時計で失業率が悪化、雇用者数は予想外に減少した。弱い雇用統計を受け次回会合で豪中銀が金利を据え置くとの見方が強まっている。ただ、一方で、5月の消費者インフレ期待は前回調査から上昇、今年1月以来の高水準となった。

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