株価指数先物【昼のコメント】 SQは買い越しで3万2000円回復し、センチメント改善につながる

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比470円高の3万2070円(+1.48%)前後で推移。寄り付きは3万1950円と、シカゴ日経平均先物(3万1835円)を上回りギャップアップで始まった。その後3万1840円まで上げ幅を縮めたものの、現物の取引開始後にはリバウンド基調が強まり、一時3万2200円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は強弱感が対立する格好となったが、節目の3万2000円を上回って推移している。

 日経225先物は、ボリンジャーバンドの+1σまでの調整を経て、理想的な反発となったことで、これまでの+1σと+2σに沿った上昇トレンドを継続。米国市場の上昇が支援材料となったほか、SQに絡んだ商いでは金額(推定)で日経平均型が約1500億円、TOPIX型は約300億円の買い越し。SQ値は概算で3万2018円38銭となった。SQ値を上回っての推移は、センチメントの改善につながろう。SQ値が支持線として意識されやすく、3万2000円接近では押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。なお、NT倍率は先物中心限月で14.48倍に上昇した。NT倍率もボリンジャーバンドの+1σ水準での推移を見せた。

株探ニュース

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