アジア株 上海株は変わらず、コロナ感染再拡大懸念が重石 下値では金融緩和期待の買い 東京時間14:13現在 香港ハンセン指数 19484.28(+79.97 +0.41%) 中国上海総合指数 3226.89(-1.94 -0.06%) 台湾加権指数 17199.17(+243.80 +1.44%) 韓国総合株価指数 2637.48(+8.13 +0.31%) 豪ASX200指数 7136.40(+13.89 +0.19%) インドSENSEX30種 63054.15(+329.44 +0.53%) アジア株は総じて上昇、きのうのナスダック高を受けハイテクや通信サービス関連が上昇している。 台湾株は約1年2カ月ぶり高値、TSMCなど半導体関連の上げが目立つ。 香港株は0.41%高。アリババやネットイース、シャオミ、テンセントホールディングス、バイドゥなどハイテク関連が総じて上昇している。一方、原油価格が軟調なことから中国海洋石油や中国石油天然気などエネルギー関連は下落している。 上海株は前営業日終値付近で推移。中国人民銀行が7日物リバースレポ金利を引き下げたことはサプライズだったものの、株式市場への影響は特に見られなかった。金利引き下げを受け、為替相場ではオフショア人民元は対ドルで年初来安値を更新した。7日物リバースレポ金利引き下げを受け、今週の1年物中期貸出制度(MLF) と来週の1年物最優貸出金利(LPR)の引き下げ期待が高まっている。 金融緩和期待は高まっている一方、中国経済停滞やコロナ感染再拡大への懸念は重石。中国当局は先月国内でコロナ感染が急拡大し、1日あたり最大36万人が感染したと発表した。中国ではゼロコロナ政策撤廃以降は大規模なPCR検査を実施していないため、実際の感染者はさらに多い可能性も。
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