アジア株 香港株は大幅安、中国政策金利「小幅」引き下げで市場はがっかり、支援策いつまで経っても発表されず 東京時間14:14現在 香港ハンセン指数 19622.72(-290.17 -1.46%) 中国上海総合指数 3249.89(-5.91 -0.18%) 台湾加権指数 17174.43(-100.13 -0.58%) 韓国総合株価指数 2604.60(-4.90 -0.19%) 豪ASX200指数 7366.30(+71.41 +0.98%) インドSENSEX30種 62891.91(-276.39 -0.44%) アジア株は豪州を除いて下落、中国の経済停滞懸念が重石。 ゴールドマン、野村に続いて、きょうはシティが今年の中国成長率予想を引き下げた。 中国当局が未だに景気支援策を発表しないこと、ローンプライムレートの引き下げが0.1%と小幅だったことにマーケットはガッカリしている。およそ5年ぶりとなる米国務長官と中国習近平国家主席の会談も成果は見られなかった。ブリンケン米国務長官は、前向きな一歩があったとコメントしているものの、中国側は会談は「儀礼」だとして、米国に誤った対中政策をやめるよう伝えたとしている。 香港株は大幅続落。不動産や医療品、ハイテク、通信サービス関連など幅広い銘柄が下落している。きのう大幅下落したスポーツレジャー向けアパレルの李寧や衣料品メーカーの安踏体育用品も下落している。 アリババ「独身の日」(11月11日)に次ぐ大手オンライン商戦のJDドットコムの「618商戦」(6月18日)が今年は不調だとの憶測が広がっている。 豪州株は7営業日続伸、5月1日以来の高値をつけている。豪中銀議事録を受け上げ幅を拡大。きょう公表された豪中銀議事録では、6月会合では利上げと据え置き2つの選択肢を議論したことが明らかとなったことで、追加利上げ観測が後退している。
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