貨物輸送のフェデックス<FDX>が軟調。前日引け後に3-5月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を大きく下回った。2024年度の通期ガイダンスでは予想を下回る1株利益の見通しを示した。需要の落ち込みが、スブラマニアムCEOの40億ドルのコスト削減計画を相殺している。 同社はパンデミック時からの荷物の量の減少に対処するために経費削減を図ってきた。しかし、消費者がオンラインで商品を購入するよりも、娯楽やサービスに支出をシフトしている中、苦戦を強いられている。 同社のエクスプレス部門が特に大きな打撃を受けている。パンデミック時には港の混雑により荷主の一部が航空便で荷物を送ることを余儀なくされたため、同事業は活況だった。しかし、海上輸送が平常に戻り、民間航空会社が貨物輸送を強化しているため、同社は減便や旧型機の駐機を余儀なくされている。 なお、同社はレンツCFOが7月31日付けで退職することを明らかにした。 アナリストからは「第1四半期の1株利益は下振れしそうな気配もあり、短期的に株価を圧迫する可能性がある。ただし、同社はコスト削減目標の達成に向けて順調に進んでいるようだ」とのコメントも聞かれた。 (3-5月・第4四半期) ・1株利益(調整後):4.94ドル(予想:4.88ル) ・売上高:219.0億ドル(予想:226.5億ドル) (通期見通し) ・1株利益(調整後):16.50~18.50(予想:18.31ドル) (NY時間09:34) フェデックス<FDX> 227.95(-3.71 -1.60%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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