アジア株 総じて下落、上海株は大幅続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
香港ハンセン指数   18794.13(-95.84 -0.51%)
中国上海総合指数  3150.62(-47.28 -1.48%)
台湾加権指数     17059.24(-143.16 -0.83%)
韓国総合株価指数  2582.20(+12.10 +0.47%)
豪ASX200指数    7078.65(-20.58 -0.29%)
インドSENSEX30種  62875.15(-104.22 -0.17%)

 26日のアジア株は総じて下落。前日の米国株の下落や中国の景気回復への不透明感が重石となった。上海株は大幅続落。中国の今年の端午節連休(6月22日-24日)の旅行者数は、新型コロナウイルスの影響のない2019年と比べると12.8%増となった。一方で観光収入は2019年比で5.1%減となり、コロナ禍前の水準を回復できず、中国国内での消費減速が警戒されて株安につながった。
    
 上海総合指数は大幅続落。酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国工商銀行、インターネット・セキュリティサービス会社の三六零安全科技、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、ソフトウェア開発の恒生電子、輸送インフラ建設会社の中国中鉄(チャイナ・レールウェイ・グループ)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は続落。海上輸送会社の東方海外国際(オリエント・オーバーシーズ)、機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)が買われる一方で、複合企業の中国中信(シティック)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、不動産開発の碧桂園(カントリー・ガーデン・サービス)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小幅続落。道路建設会社のトランスアーバン・グループ、産金会社のノーザンスター・リソーシズが買われる一方で、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、医薬品メーカーのCSL、資源・鉱山会社のBHPグループが売られた。

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