アジア株 香港株は大幅安、米引き締め長期化懸念 上海株は揉み合い、あすの製造業PMIを前に売買手控え 東京時間14:00現在 香港ハンセン指数 18902.64(-269.41 -1.41%) 中国上海総合指数 3183.96(-5.41 -0.17%) 台湾加権指数 16941.41(+5.78 +0.03%) 韓国総合株価指数 2558.17(-6.02 -0.23%) 豪ASX200指数 7198.40(+1.86 +0.03%) インドSENSEX30種 63915.42(休場) アジア株はまちまち。 香港株は大幅安、米金融引き締め長期化が懸念されている。きのうのECBフォーラムでパウエルFRB議長は「連続利上げの可能性を排除しない」と述べていた。香港は米ドルとのペッグ制を採用しているため金融政策を米国に連動させている。そのため、FRBが利上げを続けるのなら香港金融当局も基準金利を引き上げる。6月会合ではFRBが金利を据え置いたため香港も基準金利を5.50%に据え置いた。 不動産や消費者サービス、銀行、ハイテクなど幅広い銘柄が下落している。 Eコマース会社のJDドットコムは3.7%安、創業者が同社の米国預託株式2800万ドル相当を売却すると明かしたことが嫌気されている。 上海株は下落も下値は限定的、あすの中国6月の製造業PMIおよび非製造業PMIの発表を前に売買は手控えられているもよう。 豪州株は上げをほぼ帳消し。きのう発表された豪州5月の消費者物価指数が約1年ぶり低水準となったことから、次回会合での豪利上げ停止観測が高まっていた。ただ、きょう発表された豪州5月の小売売上高が予想以上に上昇したことで、金利据え置きとの思惑がやや後退している。
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