反発、夏季休暇時期の米在庫統計に注目集まる=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=71.79(+2.00 +2.87%)

 ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は1.97~2.00ドル高。その他の限月は1.09~1.92ドル高。

 北半球の夏季休暇シーズンが本格化しつつあるなかで、旅行による燃料需要の拡大が期待された。米石油協会(API)や米エネルギー情報局(EIA)の米週間石油在庫統計の発表を控えて思惑含みだった。今週、サウジアラビアやロシア、アルジェリアが追加的な自主減産や輸出削減を発表しており、夏場の需給は引き締まりやすいと見られている。サウジは7月から開始した日量100万バレルの自主減産を8月も継続する。

 時間外取引で8月限は堅調。通常取引開始後は72.17ドルまで上昇し、約2週間ぶりの高値を更新した。

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