(NY時間09:41) マイクロソフト<MSFT> 344.14(+13.61 +4.12%) マイクロソフト<MSFT>が上昇。前日引け後に7-9月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高もと予想を上回った。過去6四半期で最も好調な売上高を記録。クラウド・コンピューティングの成長回復と、顧客企業の支出モードへの回帰を促す人工知能(AI)関連の新製品への需要に後押しされた。アジュール・クラウド・サービスの売上高は前四半期の26%増に対し29%増となった。 同社は、オフィス、ウィンドウズ、検索、セキュリティ・ソフトウェアなど、同社の製品群全体を刷新し、オープンAI技術に基づく機能を追加しようとしている。このパートナーシップは、チャットGPTやその他の新しいテクノロジーを自社のアプリケーションで使いたいという顧客企業を同社に呼び込むことを支援した。 アナリストからも高評価が聞かれ「同社の差別化されたポジションは不安定な企業のIT支出環境の中で、増収と1株利益の成長を加速させた。生成AIの貢献は順調に拡大しており、アジュールの成長に3%ポイント寄与している」と述べている。 (7-9月・第1四半期) ・1株利益:2.99ドル(予想:2.65ドル) ・売上高:565.2億ドル(予想:545.4億ドル) インテリジェント・クラウド:242.6億ドル(予想:236.1億ドル) プロダクティビティー&ビジネスプロセス:185.9億ドル(予想:182.9億ドル) モア・パーソナル:136.7億ドル(予想:128.9億ドル) ・営業利益:269.0ドル(予想:241.2億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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