東京株式(大引け)=784円高、リスクオン継続も上値の重さ意識

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 13日の東京株式市場で日経平均株価は上昇して始まり、一気に1300円近い上げで6万8000円台を回復した。その後売り物をこなし、堅調に推移したものの、大引けにかけてやや利益確定売りが優勢となり上げ幅を縮小した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比784円53銭高の6万8308円59銭と3日続伸。プライム市場の売買高概算は24億350万株、売買代金概算は10兆206億円。値上がり銘柄数は1010、対して値下がり銘柄数は498、変わらずは48銘柄だった。

 きょうの東京市場はAI・半導体関連株を中心にリスクオンの地合いが続いた。前日発表された7月の米消費者物価指数(CPI)がインフレ圧力の落ち着きを示す結果となり、米早期利上げ観測が後退。同日の米国株市場では買い安心感からハイテク株、なかでも半導体株に旺盛な投資資金が流れ込んだ。これを受け日本株も市場センチメントが強気に傾き、朝方から大きく買い優勢の展開に。堅調な韓国KOSPIも追い風となった。ただ、全体相場は今週に入ってやや急ピッチな上昇をみせていただけに利益確定売りが出やすい状況にあり、買い一巡後は次第に上値の重さが意識された。政府が日銀の利上げを支持しているとの報道が取引時間中に伝わり、為替が急速に円高方向に振れる場面があり、これも買い手控え感につながったもようだ。プライム市場の値上がり銘柄数は約65%となった。

 個別では村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>が水準を切り上げた。アドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>、キオクシアホールディングス<285A.T>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>のほか、イビデン<4062>、TDK<6762>、京セラ<6971>も高い。TOPPANホールディングス<7911>が急伸。日立製作所<6501>やリクルートホールディングス<6098>、味の素<2802>がしっかり。弁護士ドットコム<6027>が値を飛ばした。

 半面、ファナック<6954>が軟調。コナミグループ<9766>やバンダイナムコホールディングス<7832>、ソニーグループ<6758>、任天堂<7974>のほか、トヨタ自動車<7203>や花王<4452>、ダイキン工業<6367>が値下がりした。ファーストリテイリング<9983>は小安い。プラスアルファ・コンサルティング<4071>が急落した。

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