アジア株 上海株の下げは限定的 景気支援策強化や自社株買い報告を好感した買いが支え 東京時間14:03現在 香港ハンセン指数 16971.28(-114.05 -0.67%) 中国上海総合指数 2965.35(-8.76 -0.29%) 台湾加権指数 16132.89(-226.00 -1.38%) 韓国総合株価指数 2306.07(-57.10 -2.42%) 豪ASX200指数 6800.70(-53.64 -0.78%) インドSENSEX30種 63395.36(-653.70 -1.02%) アジア株は総じて下落、米ハイテク株の下げを嫌気した売りが続いている。金利上昇やハイテク企業の決算内容が嫌気されており、ナスダックは時間外でも1%超下落している。 香港株は下げ幅を拡大。序盤は中国の景気支援策強化を好感した買いからプラス圏で推移していたが、米株先物の下げを受けマイナス圏に転落している。 上海株は下落も下値は限定的。景気支援策強化や中国上場企業の相次ぐ自社株買い報告が引き続き材料視されている。証券時報によると、今年これまでに1116社の企業が自社株買いを実施、総額86億ドルに達しているという。 香港市場では恒隆地産や華潤置地、恒基兆業地産など、きのう上昇していた不動産株が総じて下落している。 スポーツ・レジャー向けアパレル会社の李寧は18.5%安、およそ3年ぶり安値をつけている。第3四半期の既存売上高が前年同期比で1桁台の伸びとなったことが嫌気されている。米モルガンスタンレーとゴールドマンサックスは同社の目標株価を引き下げた。 韓国株は今年1月以来の安値をつけている。SKハイニックスやカカオペイ、LG電子、サムスン電子などハイテク関連の下げが目立つ。 台湾株は今年5月以来の安値、TSMCや鴻海精密工業などハイテク関連が総じて下落している。
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