プラチナ市況=プラチナが続伸、午後に現物相場の上昇から上げ幅を拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2023/10          2024/08    ドル建て現物価格 15:15 現在
金          9,201   + 16     9,214  +28  : 1,917.24   + 2.16
銀          107.3   -2.2     109.0  0.0  : 2,251.00   - 5.00
プラチナ     4,276    +69     4,261  +57  :   890.70   +10.40
パラジウム   5,600      0     5,600    0  : 1,147.50    -4.50
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    149.58   +0.11  ユーロ・ドル相場   1.0542  +0.0009
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まった。その後は、金の上げ一服に上値を抑えられが正午に先限は49
円高で推移。午後に入りると、現物相場の上昇から上げ幅を拡大。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが53〜69円高、プラチナスポットが65
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが8301枚、プラチナミニが822枚、プラチナスポット
が3594枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は3日の中間値4251円超えで買い」戻しもよう】
 プラチナ先限は夜間取引の後半に4271円をつけ、12日の高値4268円をわず
かに上抜き、今月3日以来の高値をつけた。長大陰線を引いた3日の中間値4251円
超えとなり、買い戻しの動きが増えたもよう。
 一方、ニューヨークプラチナの時間外取引は小反落で推移。昨日、900ドル超え場
面があったが、17日の時間外取引は900ドルを試すことなく、小幅安。日中取引は
9月の米小売り売上高の発表のドル・金と、米国株の動きに左右される展開か。イスラ
エル・ハマス情勢の緊迫を材料に再度、金が買われた場合、金とプラチナの価格はさら
に拡大か。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場はもみ合い。朝方の891.90ドルから、金の上げ
一服に上値を抑えられた。886ドル台で買い拾われ、午後に893ドル台に再上昇。
MINKABU PRESS 森 成俊

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