NY貴金属引け速報=金が続伸、米FRB議長の発言で一段高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   23/12  1980.5  +  12.2      プラチナ    24/ 1   898.2   +  3.9
         24/ 2  2000.2  +  12.1              24/ 4   905.8   +  3.9
    銀   23/12  2303.1  -   6.8      パラジウム   23/12  1118.50  - 15.50
        24/ 3  2315.7  -   6.5              24/ 3  1127.20  - 15.70
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 ニューヨーク金は続伸、銀は反落。終値の前日比は金が12.1〜14.8ドル高、
中心限月の12月限が12.2ドル高、銀が6.8〜5.7セント安、中心限月の12
月限は6.8セント安。
 金12月限は続伸。時間外取引では、利食い売りが圧迫要因になったが、中東情勢の
先行き懸念が残り、押し目を買われた。日中取引では、米経済指標がまちまちの内容と
なるなか、ドル安を受けて堅調となった。その後はパウエル米連邦準備理事会(FR
B)議長が政策決定は「慎重に進める」と発言すると急伸した。
 銀12月限は、株安が圧迫要因になる場面も見られたが、ドル安や金堅調を受けて下
げ一服となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発、パラジウムは続落。前日比は、プラ
チナが3.9〜6.4ドル高、中心限月の1月限が3.9ドル高、パラジウムが
15.70〜4.80ドル安、中心限月の12月限は15.50ドル安。
 プラチナ1月限は反落。時間外取引では、戻りを売られて軟調となった。欧州時間に
入ると、株安を受けて下げ幅を拡大した。日中取引では、ドル安や金堅調を受けて押し
目を買われると、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて上値を伸ば
した。
 パラジウム12月限は、中東情勢の先行き懸念や株安を受けて売り優勢となった。
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