NY金・銀市況=金は小幅続伸、イスラエルの侵攻開始で引け後に買い強まる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
   金     (23/12)  1995.0     2019.7      1986.4      1998.5     +  1.1
         (24/02)  2014.8     2039.7      2006.7      2018.7     +  1.1
   銀     (23/12)  2293.5     2325.0      2277.5      2288.7     -  2.1
         (24/03)  2326.5     2358.5      2312.5      2323.0     -  2.2
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金           146,431       234,864      465,787        (- 1,760)
  銀            44,389        63,731      123,380        (-   970)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ    ・NYダウ           32,417.59 - 366.71
     26日  150.37/39   1.0564/66    ・ナスダック          12,643.01 +  47.40
     27日  149.66/68   1.0565/67    ・10年米国債利回り       4.84     0.00
・NY原油 (23/12)  85.54 + 2.33     ・SPDR保有金残高     861.80     0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 ニューヨーク金は小幅続伸。銀の期近は続落。終値の前日比は金が1.0〜1.4ド
ル高、中心限月の12月限が1.1ドル高、銀が2.2セント安〜39.3セント高、
中心限月の12月限は2.1セント安。
 金12月限は小幅続伸。引け後に上値を伸ばしている。パレスチナ・ガザ地区の複数
の地点でイスラエル軍による激しい攻撃が始まり、地上侵攻が始まったとみられている
ことが買い手がかり。従来の空爆に加えて、海上や地上からの攻撃が観測されている。
ヨルダン外相はイスラエルによる地上戦が始まったとの認識を示している。
 9月の米PCEコアデフレータは前年比+3.7%まで一段と鈍化したもの、特に手
がかりとならず。ドルインデックスの方向感は限定的。来週の米連邦公開市場委員会
(FOMC)では追加利上げが引き続き見送られる公算。ただ、中東情勢の行方は不透
明。
 銀12月限は小幅続落。ただ、引け後には金に連動して買いが優勢となっている。
今日の材料
・サウジ、イスラエルの地上戦は中東に壊滅的な結末をもたらす可能性があると米国に
警告=NYT
・イスラエル、ガザ地区のインターネット接続を遮断=報道
・軍事作戦が進行中、これが終わればガザ地区はかなり変わる=イスラエル
・将来の決定は会合ごとに行われる=ナーゲル独連銀総裁
・引き締め策は効果を示しつつある=同上
・インフレは依然として2%目標から遠く離れている=同上
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