−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2023/12 479.25 484.00 478.25 480.75 + 1.50 2024/03 493.00 498.00 492.25 495.25 + 2.00 2024/05 501.25 505.75 500.00 503.50 + 2.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 190,996 334,917 1,397,892 ( - 7,481) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(11月1日−11月5日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年を下回る コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンも反発。終値の前営業日比は1.50〜3.50セント高。中心限月の12月 限は1.50セント高の480.75セント。 コーン自体の新規材料に乏しく比較的小幅な値動きとなるなか、大豆が急伸したこと に支援されてプラス引けしたものの、小麦が期近から軟調に引けたため上げ幅は抑えら れた。12月限の日足がはらみ足(インサイドデー)となるなど方向感に乏しい展開だ った。 12月限は479.25セントで取引を開始した後、アジアの時間帯の時間外取引の 午前はおおむね480セント割れで推移していたが、午後から欧州の時間帯に480セ ント台に乗せて、米国の時間帯の前半にこの日の高値となる484.00セントを付け た。その後は軟化したものの、引けで480セント台を維持した。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 プレーンズでは、カンザス州南東部〜テキサス州西部にかけて厳しい寒波が広がって いるが、プレーンズ南東部ではまだ暖気が残っている。 プレーンズ北部の降雪は止んだが、モンタナ州〜ノースダコタ州の北西側半分では広 範に積雪が見られる。 コーンベルトでは、スペリオル湖〜ミズーリ州北西部にかけて伸びている寒冷前線に より寒気と暖気が分けられており、以北で冷え込みが厳しく、以東では寒気は緩んでい る。 27日の最高気温はレッド川流域以北の0℃〜オハイオ川流域南部の27℃の幅広い レンジになりそうだ。 米国南部では、ミシシッピ川下流のデルタ地域やテネシー川流域で広範に散発的な降 雨が発生した。その他の地域では高めの気温で降雨はなく、夏作物の収穫日和、冬作物 にとっては作付け日和となっている。 ロッキー山脈以東では広範に季節外れの冷え込みが広がる見込みで、来週前半には、 テキサス州中部〜テネシー川流域を南限として、最低気温が氷点下まで下がりそうだ。 またハイプレーンズ中部を南限に−9℃まで下がる可能性がある。 6〜10日予報に関しては、11月1日〜5日にかけて、米国の大半の地域で気温、 雨量ともに平年並み〜下回る見込み。 シカゴ小麦は期近から反落。引き続き米プレーンズ産地での季節外れの寒波見込みに 支援されたものの、黒海経由でのウクライナ産穀物の輸出について、現在3つの港で 23隻が積み込み中であることが報じられたことに圧迫された。また欧州連合(EU) が今年の小麦の生産高見通しを上方修正したことも圧迫要因。 期近12月限は前日比4.00セント安の575.50セント。 今日の材料 ・ロッキー山脈以東では広範に季節外れの冷え込みが広がる見込みで、来週前半には、 テキサス州中部〜テネシー川流域を南限として、最低気温が氷点下まで下がる。ハイ プレーンズ中部を南限に−9℃まで下がる可能性。 ・欧州連合(EU)は今年の軟質小麦の生産高見通しを1億2550トンとし、9月発 表の1億2530万トンから上方修正した。 MINKABU PRESS
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