[今夜の視点]海外原油=反落、紛争拡大による景気不安で投資家心理が弱気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比1.29ドル安の84.25ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは83.71〜85.30ドル。
 今晩の海外原油は反落か。イスラエルのネタニヤフ首相は28日に戦争が第2段階に
入ったと表明した。イスラエル軍が地上戦の動きを強め、中東情勢の緊迫が一段と高ま
り、金が安全資産として買われ、現物相場が2000ドル乗せとなる反面、原油は反
落。拡大する中東紛争から株式市場でリスク回避の動きが強まり、今後の景気に暗い影
を落としている。投資家心理が弱気になり、原油相場は売り優勢で推移か。
<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】22:00 消費者物価指数 2023年10月速報(連邦統計庁)
◆ イギリス ◆
【経済】18:30 マネーサプライ 2023年9月(BOE)
◆ スイス ◆
【経済】17:00 景気先行指数 2023年10月(KOF経済研究所)
◆ アメリカ ◆
【農産】10/31 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】10/31 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
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