[今夜の視点]海外原油=反発か、需給見通しは強気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比0.82ドル高の81.26ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは80.70〜81.53ドル。
 今晩の海外原油は反発か。パレスチナのガザ地区でイスラエル軍が侵攻を続けている
ことは手がかりとならなそうだが、需給見通しはタイトなままであり、買い戻しが入り
やすいのではないか。7−9月の米国内総生産(GDP)が示すように世界最大の石油
消費国の経済は堅調であり、需要減退を警戒するような場面ではない。サウジアラビア
やロシアの自主的な供給制限の行方にも注目しなければならず、需給見通しからすると
強気に構えておきたい。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】17:55 雇用統計 2023年10月(連邦雇用庁)
◆ イギリス ◆
【経済】21:00 政策金利公表(BOE)
【経済】21:00 金融政策委員会議事録 11月1日分(BOE)
【経済】--:-- 金融政策報告(BOE)
◆ スイス ◆
【経済】16:30 消費者物価指数 2023年10月(連邦統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】23:00 耐久財受注 2023年9月確報値(商務省)
【経済】23:00 製造業新規受注 2023年9月(商務省)
【農産】21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
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