海外市況サマリー(10日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金   2023/12 1,937.7  -32.1    シカゴ大豆   2024/ 1  1,347.50  + 4.00
NY銀   2023/12 2,228.1  -62.4    シカゴコーン  2023/12    464.00  - 4.00
NYプラ  2024/ 1   845.6  -17.2    NY原油   2023/12     77.13  + 1.43
NYパラ   2023/12 978.80  -30.30    ドル・円               151.55 + 0.20
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=151.50円台で推移
 NY為替市場、朝方からドル買い/円売りが優勢となった。151円台後半の買いに
やや慎重な姿勢が見られるものの、ミシガン大学消費者信頼感指数が予想を超える上昇
を示し、長期インフレ率は2011年以来の高さとなっており、151.60円まで上
昇。
 米債利回りが低下を見せていたが、こちらも期待インフレ率上昇で反発傾向。株高の
動きもあってリスク選好の円売りも見られる。週末を前に介入警戒感も落ち着いてお
り、ドル円を支える形となった。

◎NY貴金属=金は反落、米金融当局のタカ派的な舵取りを警戒
 ニューヨーク金、銀は反落。
 金12月限は反落。今週の米金融当局者の発言がタカ派寄りだったことから、来年に
かけての米追加利上げ観測が根強く残っているほか、米政策金利が長期間に渡って据え
置かれるとの見方が強まったことが引き続き重しとなった。米利下げ開始期待が後退し
ている。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は「適切な場合の追加利上げを
躊躇せず」と述べ、さらなる金融引き締めを選択肢として残した。イスラエルがイスラ
エル自治区ガザ北部で1日4時間の攻撃停止を決めたことも重し。イスラエルのネタニ
ヤフ首相は停戦を否定しているものの、武装勢力ハマスとの衝突に落とし所が見えない
なかで、停戦の兆候として受け止められている。
 銀12月限は反落。利益確定の売りに押された。
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナ、パラジウムは続落。
 プラチナ1月限は続落。来年の米景気悪化懸念が重し。パウエルFRB議長は追加利
上げを選択肢としつつ、タカ派的な据え置きを継続する構えであり、来年の米景気見通
しの不透明感が増している。
 パラジウム12月限は続落。今年よりも来年が米経済にとって困難な年になると警戒
されているなかで節目の1000ドルを下回り、一代安値を更新した。

◎LME=全面安、アジア・欧州の株安と米金融当局者のタカ派姿勢懸念
 アルミ3カ月物は続落。売りが先行し2237ドルで取引を開始。一時は2244ド
ルまで浮上するなどプラスに転じる場面も見られたが、アジア株、欧州株の軟調な足取
りが重石となり、概ね頭重い足取りに終始。米国での高金利政策の長期化観測や追加利
上げの可能性に対する警戒感が再燃した。銅が軟調となったことも売りを呼ぶ要因とな
り、この日の安値圏での終了となった。
 11月9日の指定倉庫在庫は2万2650トン増の48万1750トン。
 銅3カ月物は続落。8116ドルで小安く取引を開始。その後はアジア株に続き欧州
株が軟調な足取りとなったことが弱材料視された。また、米金融当局のタカ派姿勢とこ
れ受けた追加利上げ、高金利環境の長期化観測が上値抑制要因となり、一時は8020
ドルの安値まで軟化。安値では売り警戒から買い戻されたが戻りは抑制されて3ケタの
下げ幅を記録して終えた。
◎NY原油=続伸、週末にかけてはポジション調整が中心に
 ニューヨーク原油は続伸。
 今週急落した反動で買い戻しが続いた。11月の米ミシガン大学消費者信頼感指数が
60.4まで低下し、5月以来の低水準となったことは米景気懸念を強めたが、今月2
6日には石油輸出国機構(OPEC)プラスの会合が控えており、売りポジションの巻
き戻しが中心となった。サウジアラビアやロシアが自主的な供給削減を来年も継続する
可能性が意識されている。下げが続けば追加の減産もあり得るとみられている。
 改質ガソリンは続伸。ヒーティングオイルの期近は反発。原油相場の買い戻しに連動
した。

◎シカゴ大豆・コーン=大豆は大口成約を受けて期近中が反発、コーンは続落
 大豆は期近中が反発。
  米農務省(USDA)の月例需給報告での米生産量予測が消化されたことで反動か
ら買い戻す動きが見られた。前日9日には中国向けの100万トンを超える大口成約が
発表されながらも月例需給報告のインパクトから材料視されていなかったが、この日は
この大量の成約が改めて材料視されたようだ。

 コーンは総じて続落。
 引き続き前日のUSDA月例需給報告での米生産量予測の上方修正が重石となった。
世界的な供給緩和見通しが示された小麦の軟調な足取りも重石となった。

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