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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
金 (23/12) 1966.9 1979.2 1958.8 1964.3 - 2.2
(24/ 2) 1987.0 1999.1 1979.0 1984.3 - 2.1
銀 (23/12) 2316.0 2371.0 2309.5 2353.8 + 40.6
(23/ 3) 2349.5 2404.0 2343.0 2387.7 + 41.1
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
金 151,969 206,322 486,634 (+ 5,123)
銀 82,623 92,838 134,826 (+ 690)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 34,991.21 + 163.51
14日 150.23/25 1.0882/84 ・ナスダック 14,103.84 + 9.46
15日 151.40/42 1.0843/45 ・10年米国債利回り 4.55 + 0.11
・NY原油 (23/12) 76.66 - 1.60 ・SPDR保有金残高 870.45 0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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ニューヨーク金は小反落、銀は続伸。終値の前日比は金が2.3〜1.3ドル安、中
心限月の12月限が2.2ドル安、銀が40.6〜41.3セント高、中心限月の12
月限は40.6セント高。
金12月限は小反落。時間外取引では、ドル安を受けて堅調となった。欧州時間に入
ると、ユーロ圏の経済見通しが下方修正されたが、買い戻されて上値を伸ばした。日中
取引では、米小売売上高の減少や予想以下の米生産者物価指数(PPI)を受けて押し
目を買われたが、ニューヨーク連銀製造業景況指数が予想外に回復し、ドル高に振れる
と、戻りを売られた。
銀12月限は米経済指標がまちまちの内容となるなか、ドル高に上値を抑えられた
が、株高を受けて押し目を買われた。
ニューヨーク金12月限は小反落。時間外取引では1965.0〜1977.8ドル
のレンジで推移、前日比8.9ドル高の1975.4ドルとなった。12月限は高寄り
したのち、ドル安を受けて堅調となった。欧州時間に入ると、ユーロ圏の経済見通しが
下方修正されたが、買い戻されて上値を伸ばした。
日中取引では、米小売売上高の減少や予想以下の米生産者物価指数(PPI)を受け
て押し目を買われ、1979.2ドルまで上昇した。ただニューヨーク連銀製造業景況
指数が予想外に回復し、ドル高に振れると、戻りを売られた。時間外取引の安値を割り
込むと、1958.8ドルまで下落した。
米経済指標がまちまちの内容となるなか、ドル高に振れたことが圧迫要因になった。
10月の米小売売上高は前月比0.1%減少した。ただ市場予想(0.3%減)ほどは
落ち込まなかった。また米生産者物価指数(PPI)は前年同月比1.3%上昇した。
伸びは前月の2.2%から縮小し、予想の1.9%も下回った。一方、11月のニュー
ヨーク連銀製造業景況指数はプラス9.1に上昇、前月はマイナス4.6。市場予想の
マイナス3から予想外に回復した。
ニューヨーク銀12月限は、時間外取引で2309.5〜2352.5セントのレン
ジで推移し、前日比37.3セント高の2350.5セントとなった。12月限は高寄
りしたのち、ドル安を受けて堅調となった。欧州時間に入ると、金堅調につれ高となっ
た。
日中取引では、米経済指標がまちまちの内容となるなか、2371.0セントまで上
昇したが、ドル高を受けて上げ一服となった。ただ株高を受けて2327.0セントで
押し目を買われると、堅調となった。
11月14日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比変わらずの1988万
3985オンス、銀は3万5076オンス増の2億6656万0660オンス。
今日の材料
・10月の英消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比4.6%と、9月の6.7%か
ら鈍化し、予想を下回った。
・9月のユーロ圏鉱工業生産指数は前月比1.1%、前年比6.9%それぞれ低下し
た。消費財の生産が大幅に減少し前月の上昇分が帳消しとなった。
・9月のユーロ圏の貿易収支は100億ユーロの黒字となった。前年同月はエネルギー
価格の大幅上昇により366億ユーロの赤字だった。
・欧州連合(EU)欧州委員会は、ユーロ圏の今年の経済成長予測を下方修正した。た
だテクニカルリセッションは回避し、来年には景気が拡大するとしている。今年の経済
成長予測は0.6%。9月時点の予測は0.8%だった。高インフレ、金利上昇、外需
低迷が予想以上に重しになるという。
・欧州連合(EU)欧州委員会は公表した秋季経済予測で、ドイツの今年の成長率をマ
イナス0.3%とした。
・10月の米小売売上高は前月比0.1%減少した。自動車や趣味などへの支出が減少
する中、7カ月ぶりのマイナスとなった。市場予想(0.3%減)ほどは落ち込まなか
ったものの、需要鈍化を示唆し、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ終了観測を
強める可能性がある。
・10月の米卸売物価指数(PPI)は前年同月比1.3%上昇した。伸びは前月の
2.2%から縮小し、予想の1.9%も下回った。前月比ではガソリン価格が急落する
中、3年半ぶりの大幅な下落となり、インフレ圧力が沈静化しつつあることが改めて示
された。
・11月のニューヨーク連銀製造業景況指数はプラス9.1に上昇、前月はマイナス
4.6。予想中央値はマイナス3。
・9月の米企業在庫は前月から0.4%増加し、市場予想に一致した。8月も0.4%
増だった。
・イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの交渉を仲介
するカタールは、3日間の停戦と引き換えにハマスが拘束する人質約50人を解放する
案を模索している。
MINKABU PRESS
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