プラチナ午前=プラチナが反落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナは円高を受けて売り優勢
で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上値の重さを受けて軟調となった。パラジ
ウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが44円安〜7円高、プラチナミニが
40.0円安〜9.0円高、プラチナスポットが25円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが5845枚、プラチナミニが697枚、
プラチナスポットが1765枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは序盤のドル安が支援】
 プラチナはニューヨーク市場序盤のドル安が支援要因になった。米輸入物価指数の低
下や米新規失業保険申請件数の増加を受けてドル安に振れた。ただ株安に上値を抑えら
れた。慎重な見通しを示したネットワーク機器大手シスコシステムズや小売り大手ウォ
ルマートが売られた。
 プラチナ先限は4285円まで下落した。円高が圧迫要因になった。円相場は1ドル
=150円台後半の円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上値重い。朝方の895.66ドルから、高値での
買いが見送られ、上値重く推移した。
 午前11時現在、プラチナは893.20ドル、パラジウムが1034.79ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが896.00ドル、パラジウムが
1033.20ドル。
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