NY貴金属引け速報=パラジウム除き反落、ドル安にも利食い売り先行もよう

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   23/12  1984.7  -   2.6      プラチナ     24/ 1   901.7  -  1.1
         24/ 2  2004.8  -   2.7               24/ 4   908.3  -  1.0
    銀   23/12  2385.2  -   8.1      パラジウム    23/12  1058.90 +  9.30
        24/ 3  2420.1  -   7.6               24/ 3  1062.00 +  8.60
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 ニューヨーク金、銀は小反落。終値の前日比は金が2.9〜2.3ドル安、中心限月
の12月限が2.6ドル安、銀が8.3〜5.7セント安、中心限月の12月限は8.
1セント安。
 金12月限は小反落。時間外取引では、ドル安を受けて小幅続伸で推移し、終盤は5
ドル程度の上げ幅を維持して推移。日中取引では、10月の米住宅着工件数が事前予想
より強気の数字となったことが警戒され、上げ幅を削る動きとなった。中盤から後半は
ドル安にも週末を控え利食い売り先行もようとなり、小安く推移した。
 銀12月限も小反落。時間外取引は一時2420セント台まで上昇し、堅調に推移
し、終盤も2413セント水準で堅調に推移。日中取引に入り、金の反落と歩調を合わ
せ反落も下値堅く推移した。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが小反落、パラジウムが小幅続伸。前日比
は、プラチナが2.4〜1.0ドル安、中心限月の1月限が1.1ドル安、パラジウム
が8.50〜16.70ドル高、中心限月の12月限は9.30ドル高。
 プラチナ1月限は小反落。時間外取引では、金、銀高や中国、欧州株の堅調な動きに
に支援され、8ドル超の上昇幅を維持して推移。日中取引は、金、銀の反落や現物価格
が900ドル台を維持できなかったことが警戒された。売り優勢となり、マイナスサイ
ドに転換も下値堅く推移した。
 パラジウム12月限は小幅続伸。時間外取引は15ドル超の上昇となり、反動高を維
持。日中取引は他の貴金属の反落から上げ幅を縮小したが、2日連続で9.30ドル高
で引けた。
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