シカゴ大豆市況=大幅続落、IGCの世界生産高の上方修正などで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2023/11     1360.00     1361.50     1336.75     1340.25     -20.00
  2024/ 1     1375.00     1376.00     1353.25     1356.50     -18.50
  2024/ 3     1386.50     1386.75     1365.75     1369.00     -17.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       225,146        264,237        745,000  ( - 1,033)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(11月23日−11月27日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は下回る〜上回る
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。
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 大豆は大幅続落。終値の前日比は20.00〜7.00セント安。中心限月の期近1
月限の終値は前日比20.00セント安の1340.25セント。
 ドル安や原油高にもかかわらず、国際穀物評議会(IGC)が23/24年度の世界
大豆生産高を上方修正したことや、アルゼンチン駐在の米農務官がアルゼンチンの作付
面積を上方修正したことなどが弱材料となった。チャートが崩れたことで、テクニカル
面からの売り圧力も強まり下げ幅が大きくなった。

 1月限は1360.00セントで取引を開始。アジアの時間帯〜欧州の時間帯の時間
外取引では1350セント台半ばを中心に軟調に推移。米国の時間帯には1350セン
ト台も割り込み、安値は1336.75セントまであった。引けはやや戻して1340
セント台を回復した。

 IGCは23/24年度の世界大豆生産高見通しを3億9500万トンと、前回から
200万トン上方修正した。前年度を2800万トン上回っている。

 アルゼンチン駐在の米農務官がアルゼンチン産大豆の作付面積を1730万haと、
前回から約1%上方修正した。

<ブラジル産地>
 南部産地では引き続きまとまった降雨となっているが、一方中部産地では最高気温が
38℃以上となり、極めて乾燥した天気となっている。この天候パターンは今後数日続
く見込みだが、ほぼ産地全域で天気は生育にとって好ましくないものになっている。中
部産地の高温乾燥は引き続き生育中の大豆にとっては過剰なストレスとなり、再作付け
が必要なところも出そうだ。また南部産地の過剰な降雨は洪水被害を引き起こしてお
り、大豆やコーンの生育にも問題となっている。ただ今週末には、南部産地の低気圧が
中部産地に進むため、この天気パターンにも変化が始まりそうだ。これにより、中部産
地でも雨季の典型的な天気に変わりそうだが、長続きしない可能性もある。一方、南部
産地ではまとまった降雨がこのまま続く見込み。

<アルゼンチン産地>
 今後数週間、産地全域で散発的な降雨が続く見込みで、産地の大半ではまとまった雨
量が見込まれる。これまでの干ばつから回復している。北西部産地ではまだかなりの雨
不足の状況にあるものの、産地の大半では最近数週間で作柄が改善してきた。
 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。

 米プレーンズでは、寒くなく降雨もない晩秋の農作業に適した天気となっている。し
かしプレーンズ中部や南部では干ばつにより冬作物の作柄悪化につながっている。

 大豆製品は、大豆粕は続落、大豆油は反発。大豆粕は大豆の急落に追随したが、大豆
油はストラドル商いで堅調に引けた。大豆粕の期近12月限は前日比13.50ドル安
の453.30ドル。
今日の材料
・ブラジル南部産地ではまとまった降雨が続き、洪水被害や大豆やコーンの生育に問題
 なっている。
・ブラジル中部産地では高温乾燥傾向続くが、今週末から低気圧により変化の兆し。
・アルゼンチンでは降雨で作柄が改善しているが、北西部産地ではまだ降雨不足となっ
 ている。
・米プレーンズ中部や南部では干ばつにより冬作物の作柄悪化。
・23/24年度の世界大豆生産高見通しを3億9500万トンと、前回から200万
 トン上方修正=IGC
・アルゼンチン産大豆の作付面積を1730万haと、前回から約1%上方修正
 =同国駐在の米農務官

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