ゴム市況＝ＲＳＳ３号は総じて堅調、終盤は上海高などを好感

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
    　             ＲＳＳ３　　　　　   　　           ＴＳＲ２０
　  2023/11　　  　 2024/04　   　 2024/10        2023/12      　2024/11
　257.0  + 4.9    262.9  + 2.9   266.0   0.0    226.0   0.0    226.0   0.0
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 　　　上海ゴム　　　　１月限  　13,940　　 +  60　　　（午後３時10分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は、総じて堅調。寄り付きでは、上海夜間が小動きとなったことか
ら、夜間取引と同値圏で推移した。中盤は株高やドル・円が再び円安調となっている
ことなどから、買い優勢となった。終盤に入ると、上海ゴムが買い優勢となったことを
受けて、上げ幅を拡大させる限月が目立った。ＴＳＲ２０は出来ず。
　なお、ＪＰＸゴムＲＳＳ３号期近１１月限は前日比４．９円高の２５７．０円で納会
となった。

　大引けのＲＳＳ３号（納会限月を除く）は、前営業日比８．９円安〜４．２円高、活
発限月の４月限は同２．９円高の２６２．９円、期先１０月限は同変わらずの２６６．
０円、総出来高は８５０枚。ＴＳＲ２０の帳入値は全限が同変わらず。
【１１月限は高納会も前月から１２１円超も低水準】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、堅調な展開となった。期近１１月限は、前日比
４．９円高の２５７．０円で納会となった。ただ、１０月限の納会値３７８．４円比べ
ると、１２１．４円も安い水準での納会となった。１０月限の納会で内部要因から上昇
したことがよく分かる結果となった。
　在庫水準は、確かに低いが、暴騰するほど低くもない。また、米中ともに景気の減速
が目立っており、現状、天然ゴムが積極的に買われるような状況ではなさそうだ。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０は総じて売りがやや優勢とな
り、０．４セント安〜０．２セント高。

　上海ゴムは買い優勢。中心限月の１月限は、夜間取引では買いがやや優勢となり、前
日比３５元高の１万３９１５元で取引を終えた。日中取引は中盤までは、夜間取引と同
値圏で推移したが、終盤に地合いを引き締め、一時１万３９２０元まで上昇した。

MINKABU PRESS

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