ゴム市況＝ＲＳＳは総じて続伸、シンガポールＲＳＳ上昇、上海小幅高が支援

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
    　             ＲＳＳ３　　　　　   　　           ＴＳＲ２０
　  2023/12　　  　 2024/04　   　 2024/11        2023/12      　2024/11
　265.6  + 7.6    267.0  + 4.1   266.0   新甫    225.0  -1.0    226.0   0.0
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 　　　上海ゴム　　　　１月限  　13,980　　 +  60　　　（午後３時10分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は、総じて続伸。寄り付きは、上海ゴム夜間取引が小動きとなったこ
とから、夜間取引と同値圏で推移した。その後、夜間取引の強地合いを継続し、買い優
勢で推移。期中４月限は正午前に３．３円高で堅調に推移。午後に入り、上げ幅を拡大
し、今日の高値圏で引けた。シンガポールＲＳＳ３号の上昇、上海ゴムの小幅高が支援
材料。
　ＴＳＲ２０は出来ず。帳入値はまちまち。
　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比変わらず〜８．５円高、活発限月の４月限は同
４．１円高の２６７．０円、新甫１１月限は出来ず。帳入値は２６６．０円、総出来高
は１３４４枚。ＴＳＲ２０の帳入値は１．０円安〜２．０円高。
【テクニカルは強気もファンダメンタルズからは中国株の下落が不安要因】
　期中４月限は２６７．６円まで上昇。２７０円の節目が抵抗線ながら堅調。日足は２
日連続で陽線引け。１４日間の相対力指数（ＲＳＩ）は終値で５８台まで上昇し、テク
ニカルからの強気感が拡大。２７０円超えとなれば、今月１７日につけた値２７５．６
円を目指す展開を予想。目先の支持線は５日間移動平均線が通る２６３．９円。
　ファンダメンタルズからは場中の円高、原油安が弱材料。加えて中国株の下落が不安
要因。中国株の代表的株価指数の上海総合指数は一時３０１５まで下落し、今月３日以
来の安値をつけた。中国国内で肺炎患者が急増していることなどを嫌気。株安が続く
と、中国国内の一次産品需要の減少につながるリスクあり。、
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号が軒並み上昇。２．２〜４．３セント高。ＴＳＲ
２０は総じて売りがやや優勢となり、０．９〜０．２セント安。

　上海ゴムは買い優勢。中心限月の１月限は、夜間取引では買いがやや優勢となり、前
日比前日比３５元高の１万３９５５元で取引を終えた。日中取引は一時、小安くなる場
面があったが、再浮上し、３０元高の１万b３９５０元で午前の取引を終えた。午後も
上げ幅は限定的ながら小幅高で推移。

MINKABU PRESS

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