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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2024/01 76.56 78.09 75.67 77.86 + 1.45
2024/02 76.67 78.18 75.87 77.99 + 1.40
2024/03 76.68 78.13 75.95 77.98 + 1.32
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
474,783 739,929 1,563,737 ( - 5,805)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2023/12 288.85 - 1.85
2024/01 280.87 - 0.78
改質ガソリン 2023/12 228.36 + 5.36
2024/01 224.73 + 5.47
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が1.40〜
1.45ドル高。その他の限月は0.53〜1.32ドル高。
30日の石油輸出国機構(OPEC)プラスの閣僚会合を控えて、追加減産観測が高
まったことが買い戻しを誘った。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報
道によると、OPECプラスは最大で日量100万バレルの追加減産を検討しているも
よう。
OPECプラスの閣僚会合に関する報道が増えており、検討されている追加減産の規
模は日量50万バレルから同200万バレルとの発言もある。現行の協調減産が据え置
かれるとの指摘もあるほか、会合の再延期の可能性に言及する代表筋もある。アフリカ
産油国のベースラインについての協議が難航しているようだ。サウジアラビアは来年の
相場を下支えすることや負担の分担を望んでいるが、追加減産に反対する産油国もある
という。
米エネルギー情報局(EIA)の週報では、原油や石油製品の在庫が増加したもの
の、特に材料視されず。製油所稼働率は89.8%まで回復し、定期改修から復帰する
製油所が増えて原油消費量は上向いているものの、米原油生産量が過去最高水準の日量
1320万バレルで推移するなかで、原油在庫は増加した。石油製品需要は日量
1891万7000バレルまで減少し、節目の同2000万バレルを下回った。
時間外取引で1月限は堅調に推移した後、通常取引序盤にかけて失速。一時
75.67ドルまで軟化した。ただ、買いが再び優勢になると、78.09ドルまで上
げた。
改質ガソリンは続伸。ヒーティングオイルの期近は反落。OPECプラスの会合を控
えて売り買いが交錯した。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)0:30
原油 +161万(4億4966万)
ガソリン +176.4万(2億1818万)
留出油 +521.7万(1億1078万)
(クッシング地区)
原油 +185.4万(2772万)
*()は在庫総量
今日の材料
・ハマスは捕虜としたイスラエル兵すべてを解放する用意
・イスラエル兵の解放は、パレスチナ人の囚人すべてを解放することが条件
・米原油在庫の市場予想は前週比90万バレル減
・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比81万7000バレル減
・ガソリン在庫は同89万8000バレル減
・留出油在庫は同280万6000バレル増
・クッシング原油在庫は46万5000バレル減
MINKABU PRESS
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