石油午前=上昇、OPECプラスの閣僚会合を控えて思惑含み

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は上昇。石油輸出国機構(OPEC)プラスの閣僚会合を本日に控え
て、追加減産観測が根強ことが相場を押し上げている。日量50万バレルから同200
万バレルの減産が検討されているようだ。ただ、事前協議がまだまとまっておらず、閣
僚会合が再延期される可能性も意識されるなか、国内市場は上げ幅をやや削っている。
円相場は1ドル=147円ちょうど付近で推移しており、前日水準とほぼ変わらず。時
間外取引でニューヨーク原油1月限は軟調。
 原油の2024年4月限は上昇。ただ、夜間取引の高値からやや押し戻されており、
7万3380円まで水準を切り下げた。
 午前10時56分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が変
わらず〜840円高。
 午前10時56分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1098枚。
【中国製造業PMIは2ヶ月連続の50割れ】
 11月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.4まで低下した。9月に
は50.2まで回復したものの、その後は2ヶ月連続で景気判断の分岐点である50を
下回った。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.33ドル安の77.53ドルで推移。
本日これまでのレンジは77.46〜77.77ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。