石油輸出国機構(OPEC)プラス会合では複数の国が年明け後の自主減産を表明し たが、原油相場は売り優勢の展開になった。サウジアラビアが日量100万バレル、イ ラクが22.3万羽荒れる、UAEが16.3万バレル、クウェートが13.5万バレ ル、カザフスタンが8.2万バレル、アルジェリアが5.1万バレル、オマーンが 4.2万バレルの減産を引き受けた。また、ロシアは原油30万バレル、石油製品 20万バレルを引き受けている。サウジアラビアとロシアは現在実施中の減産分も含む が、それでも大規模な供給調整が合意されたことには変わりはない。 ただし、事前のマーケットでは日量100万バレルといった数値も出ていたため、マ ーケットではサプライズ感のある決定内容とは評価されなかった。また、協調減産では なく自主減産になったことで、OPECの結束が疑問視された影響もあろう。まだ実際 に産油量が減少するのかを見極めたいとのムードもあった模様だ。今回の合意内容が着 実に履行されれば原油需給はタイト化のリスクが高いが、マーケットの反応の鈍さを見 る限りだと、短期先高感は乏しい。買いを呼び込むためには、改めて在庫取り崩しを促 すことが求められよう。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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