午前の石油市場は総じて大幅続落。1日の海外原油の続落、1ドル=146円台の円 高から24年8月限を除き、売り優勢となり、4ケタ安。週明けのニューヨーク原油時 間外取引が小反発から序盤、期中4、5月限は下げ幅を縮し、1400円超の下落まで 戻した。しかし序盤で下げ幅縮小は一巡。ニューヨーク原油時間外取引が反発力弱く推 移すると、一段安となり、2200円超の下落まで値を崩す展開。 日中取引開始後、原油の2024年4月限は一段安。日中取引の序盤、7万1110 円まで戻した。しかし7万1100円台では戻り売り圧力強く、早々に7万1000円 割れとなった。7万0500円の節目を割り込むと、7万0100円まで値を崩した。 午前11時33分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が 3070円安〜200円高。 午前11時33分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が2719枚。 【NY原油時間外は自律反発後に軟化】 円高が一時1ドル=146.10円台まで進行。145円の節目が次に高値のメドだ が、145円を超える円高となると、中長期波動線である200日移動平均線が通る 142円台前半まで円高が進行するとの見方が増えそうだ。 一方、ニューヨーク原油は週明けに反発したが、東京時間の午前9時台に上げ幅を縮 小。金が中東リスクの再燃で週明け、一段高となっていることや、上海株の堅調な値動 きは追い風だが、ニューヨーク原油期近1月限は4日の時間外取引で75.03ドルで 戻りを抑えられ、自律反発に終わり、午前11時頃からマイナスサイドに軟化を強いら れている。 【海外原油夜間取引=続落】 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.47ドル安の73.60ドルで推移。 本日これまでのレンジは73.56〜75.03ドル。 MINKABU PRESS
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