追加:LME市況=反落、ドル高・米株安やNY金の大幅安などで売り優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物          3カ月物
    アルミ        2,140.25  -   32.00     2,182.00  -  27.00
    アルミ合金      1,761.50  +    0.50      1,769.00      0.00
     銅         8,362.75  -  175.77      8,443.00  - 167.50
    ニッケル      16,525.00  -  321.00     16,714.00  - 328.00
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 アルミ3カ月物は反落。2204ドルと売り優勢で取引を開始。直後にプラスサイド
に転じて2213ドルまで値を伸ばした。しかし、高値を離れた後は軟化に転じて一時
は2187ドルまで値を落とした。この水準で買い戻された後、しばらく2190ドル
台で推移する場面が見られたが、米国の時間帯を迎えるとドル高や米株安、ニューヨー
ク金の大幅安を嫌気し、2174ドルの安値を付けるまで一段安となった。安値を離れ
た後は2180ドル台を回復して終えたが、終値ベースでは10月23日以来の低水準
となった。
 12月1日の指定倉庫在庫は1475トン減の45万2900トン。
 銅3カ月物は反落。8610ドルと前週末の終値より若干値を落として取引を開始し
た。アジア株の頭重い足取りに加え、利益確定の動きが広がったこともあり、値を落と
したが、8450ドルに達した後に買い戻された。その後は8475〜8515ドルと
限られたレンジを中心に高下した。しかし、ドル買いの動きが広がったうえ、米株式市
場やニューヨーク金市場の軟調な足取りが重石となって値を落とし、終盤に8427ド
ルの安値まで軟化。安値を買い戻されたものの戻りは限られ、3ケタの下げ幅を記録し
て、この日の安値圏のまま引けを迎えた。
 12月1日の指定倉庫在庫は850トン増の17万4900トン。

 ニッケル3カ月物は反落。1万6955ドルと1万7000ドルを割り込んで取引を
開始した後、値位置を落とした。しばらく1万6800ドル前後で推移した後に下げ幅
を拡大した。1日の安値1万6470ドルを割り込み、1万6405ドルをつけた後、
買い戻されたが他非鉄貴金属の下落が重石となり、300ドル超の下げ幅を記録して終
了。
 12月1日の指定倉庫在庫は66トン減の4万6248トン。
今日の材料
・4日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・中国上海総合指数は小反落、8.72ポイント安の3022.91ポイント。
・欧州株はまちまち。中国の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)の内容が嫌
 気され、英FTは資源株が売られた。独DAXは不動産銘柄が上昇したのが相場をけん
 引し小幅高。
・ドルは上昇。ドル円は1ドル=147.40円台まで下落。ユーロドルは、11月14日以来
 の安値となる1ユーロ=1.0800ドルまで下落。
・米国株は下落。ニューヨークダウは41.06ドル安。ナスダック指数は119.53ポイント
 安。
・ニューヨーク貴金属はドル高から軒並み下落。ニューヨーク原油は続落。
MINKABU PRESS
*今日の材料に米国株を追加。

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