【本日の見通し】FOMCは2024年の金利見通しなどに注目 注目された昨日の米消費者物価指数は市場予想通りの結果となった。イベントクリアでいったんドル売りの後反発。スーパーコアと呼ばれる住居費を除いたサービス部門の物価上昇がやや目立ったことがドル買いを誘った。もっとも基本的に予想通りの結果であり、反応はCPIにしては抑えられた。 市場の注目は今晩(日本時間午前4時)の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表に移っている。政策金利は据え置き見通し。 ここにきてFOMCメンバーからは追加利上げに慎重な姿勢が強調されているという印象。ブラックアウト期間前にタカ派筆頭格のウォラー理事が今後の利下げ開始の可能性にふれるなど、ハト派姿勢が見られることから、声明やパウエル議長会見での姿勢の変化が注目される。 ただ、議長は物価高止まりのリスクを考慮し、声明、会見ともに従来姿勢を維持してくる可能性が高い。 この場合、注目は3カ月に一度発表されるメンバーの経済・物価見通し(SEP)、中でも各年末時点での政策金利見通しを示すドットプロットとなる。 前回9月に示された来年2024年末時点での金利見通しの中央値は5.00-5.25%であった。直近の市場予想は4.00-4.25%がメインシナリオとなっている。こうした見通しの大きな乖離が今回どこまで埋められるのかがポイントとなる。見通しが大きく引き下げられ、市場の早期利下げ開始期待が広がるとドル売りの材料となる。 MINKABU PRESS 山岡和雅
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