●論点解説原油、ＯＰＥＣプラスへの催促相場？＝マーケットエッジ

　原油相場が改めて７０ドルを割り込んだが、特に大きな材料は見当たらない。１１月
消費者物価指数を受けて米金利低下、ドル安、株高が進んだことはポジティブだが、原
油相場は欧州タイムの段階から売り圧力の強さが目立った。石油輸出国機構（ＯＰＥ
Ｃ）の自主減産履行の不透明感に加えて、そもそも十分な規模と期間なのか疑問の声が
上がり始めている影響も指摘されている。ＯＰＥＣプラスに対して、より厳格な需給管
理を求める催促相場の可能性には注意したい。
（マーケットエッジ・小菅 努）

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